より多くの知識や情報を得て水素吸引に詳しくなるために、おすすめの水素関連書籍を3点ピックアップしてみました。
疲労感や集中力の欠如、物忘れといった病気まではいかないレベルの不調。脳のストレスによって引き起こされ、水素摂取によって緩和できるというのが、この書籍の要旨です。
きちんと科学的実証もなされていますし、説明がわかりやすいので、専門知識がなくても無理なく読めます。また、水素摂取方法や活用方法にも触れています。
著者は大阪大学基礎工学部物性物理工学科を卒業後、研究機関や起業によってキャリアを積み重ね、現在は2011年に設立した株式会社アクアバンクの代表取締役を務めています。
同社は水素研究において、科学的エビデンスに裏付けされた製品開発で注目を集める存在。その代表取締役は、執筆活動でも健康寿命を延ばすことに尽力しています。
また、同書の監修を務めた矢田 幸博(ヤダ ユキヒロ)は医学博士で、花王株式会社の主席研究員や、筑波大学大学院グローバル教育院教授といった肩書きを持ちます。
論文執筆や研究、講義など多彩な活動に勤しむ研究者として高い地位を確立している人物が監修している書籍だけに、掲載されている内容のデータ的信憑性も十分にあるといえそうです。
水素吸入器を作った人物が書き下ろした著作で、水素の「吸入」という部分に特にフォーカスしていることがわかります。
科学的な検証もなされている水素吸入ではありますが、濃度による影響などはまだすべてが解明されているわけではないのも実情。
一方、吸入方法としては医療用鼻腔カニューレで直接、時間をかけて吸入することによって、十分な水素を摂取できることにも触れています。
実家がお寺という著者は、大学を中退して鋼構造物製造業会社を創業。
この会社は日本を代表する芸術家、故・岡本太郎氏の母の塔の工事を担当した実績もありますが、様々な艱難辛苦を経て、財務担当者の発病をきっかけに健康事業へと軸足を移しています。
そうして水素に出会い、ガス発生装置の製作を手掛けるようになり、今日へとつながっているわけです。
水素の吸入について掘り下げている本書では、高濃度も度を過ぎるものは推奨していません。
水素摂取に興味を持った人が、ゼロベースで一通りの知識を身につけるのに役立つ、入門書的な一冊。
水素とは何か?という基礎中の基礎に始まり、その働きや人体にどのような影響を与えるのか、専門知識がなくてもわかるように解説してくれています。
また、水素吸入のメリットや水素生成器に関する説明を読めば、関連製品選びの参考にもなります。
関西医科大学を卒業し、ハーバード大学やウェイクフォレスト大学への留学経験を持つ著者。
医学博士であり、現在は日本耳鼻咽喉科学会専門医や日本アレルギー学会専門医の他にカンボジア外国医師免許を持ち、幅広い活動を展開しています。
著者が取り組んでいる鼻呼吸に関する研究の中には呼気ガスも含まれ、その一環として水素ガスにもフォーカス。
水素吸引の有用性に目をつけて、他の治療方法と同様、水素ガスを利用することのメリットを啓蒙することに尽力しています。
著者はメディアでも知られた存在で、幹細胞医療の研究・治療などにも積極的に取り組んでいる研究者です。
水素を吸引してみたいと思って関連書籍を探す場合、やはり誰が書いたものなのかが明確でないと信頼するには至らないもの。
必ずしも有名人でなくてはならないわけではありませんが、水素吸引にどう関わっている人物なのかがわかれば、その執筆内容にも信憑性が持てます。
執筆者が明確なだけではなく、やはり内容を裏付けるエビデンスは不可欠。
開発プロセスにおいて実践した検証結果などを掲載していれば、その著作だけでなく製品に対しても一定の信頼ができます。
また、著者だけでなく、医学分野などの専門家が監修に関わっていれば、より安心です。
執筆者や監修者がちゃんとした人物で、科学的なエビデンスがあることが基本としても、水素吸引というもの自体、そのすべてが解明されているわけではありません。
書籍によって主張する内容に違いがあったとして、どれが正解かわからない部分があることは理解しておきましょう。